最低限の遺産を受け取る権利を主張するのが遺留分減殺請求と言います。

遺留分減殺請求の方法について

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遺留分減殺請求とは?

 

本来なら配偶者である妻や子供に遺産が残るはずなのに、
遺言書によってそれが裏切られる場合があります。

 

代表的な例として挙げられるのは、愛人に全財産を遺すというものです。

 

妻が仕事で十分な収入があったり、子供が自立していたりするなら問題は少なくて済みますが、
子供が小さく妻も働いていないなら生活は破綻してしまうでしょう。

 

 

そんな問題を回避するために作られた法律が遺留分であり、遺留分減殺請求なのです。

 

仮に全財産を愛人に渡すと遺言書に書いてあっても、
請求さえすれば、遺留分として一部の財産を受け取れるのです。

 

それを実行するのが遺留分減殺請求です。

 

 

ちなみに、遺留分減殺請求を行うのは任意です。
遺言書の内容に納得できるならば行う必要はありません。

 

しかし、内容に不満があり、遺産が不当にもらえなかったと思うなら請求を行いましょう。
例えば、遺産が1000万円あるなら、状況によりますが、500万円程度は請求が可能です。

 

遺産を受け取るのが妻だけなのか、子供が居るのかによって金額は変わります。
法律で厳密に定められていますが、大体半分ぐらいをもらう権利があると考えておきましょう。

 

 

 

遺留分減殺請求は誰にする?

 

疑問を持つ中年女性

この遺留分減殺請求は、遺産を不当に相続したと思われる人へ行います。
愛人であるなら、その人へ直接請求するのです。

 

相手が交渉に応じて正当な金額を分けたなら、
そこで問題は解決しますが、そうなるのは珍しいケースでしょう。

 

話し合いを受け付けてもらえなかった場合は、家庭裁判所に行き、その判決に従うことになります。

 

遺留分は、法律で守られた最低限の権利なので、間違いなく勝利できるはずです。

 

このような場合、相手は強気で攻めて来るでしょうが引いてはいけません。
遺留分は違法でも何でもない、正当な権利なのです。

 

生活を守るために遺留分減殺請求を行って遺産を確保しましょう。

 

遺産相続から1年経つと請求ができなくなるので、早めに手続きを行うようにしてください。
不安な場合は、弁護士などに相談して行動するようにしましょう。