あなたの家族構成をチェックして、事前の対策を心がけましょう。

トラブルの原因 <家族関係が複雑で分割がまとまらないケース>

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トラブルの原因~その1~

 

まずは家族関係が複雑で分割がまとまらないケースです。

 

被相続人に子供がいない

子供がいない夫婦の場合は、遺言書を残さずに配偶者が亡くなると自宅の相続が問題になります。
とくに家の所有者である夫が亡くなり、さらに夫の親がすでに他界している状況のなか兄弟や姉妹がいるケースが問題です。
この場合の法定相続人は配偶者である妻とその兄弟姉妹です。
相続分は配偶者が4分の3、兄弟姉妹は4分の1ですので、相続財産が仮に1億円あったとしたら2500万円を夫の兄弟姉妹に支払わなければならないことになります。
もしそのまま自宅に住み続けるのであれば、2500万円を兄弟姉妹に支払うか、その権利を放棄してもらう、もしくは遺産分割協議にて相続分がないことに同意してもらう必要があります。
自宅を共有にする、という方法もありますが、土地を担保にする場合や売却する場合に共有者全員の承諾が必要となるなどの一定の制約があります。
少子高齢化社会を背景に、子供がいない夫婦が増えてきているため今後このようなケースが多くなると予想されます。

 

 

被相続人が独身の場合

高齢で独身の方の場合、その兄弟姉妹が相続人になります。
四十九日の法事までは相続人も静かにしてくれている事が多いのですが、税理士が遺産の評価を行い、その額がはっきりすると一気に相続争いが起きてしまうのです。
しかもこのケースですと兄弟姉妹が亡くなっている場合、その子らが代襲相続しますので相続人の数が大人数になってしまうことも考えられます。
さらに、相続分がもらえると解ると「ダメもと」でかなりの無茶な主張をする相続人も現れてしまう事も珍しくありません。

 

 

再婚している場合

被相続人に先妻と後妻双方の子がいる場合も遺産分割で揉めるケースが目立ちます。
この場合、お金の問題だけではなく人間関係のトラブルが潜在している事も原因でしょう。
先妻の子と後妻の子は、血のつながりはあるものの別々に暮らしてきたわけですから、その内面に微妙で複雑な感情を抱えています。
どちらとの子と長く過ごしてきたのかによっても、それがその子らの対抗心となってしまい、しこりとなって争いに発展してしまうのです。
このような家族関係は決して本人達の責任ではないのですが、一度争いになると互いに譲らず話がまとまらないことが多く、難航してしまいます。

 

まずはあなたの家族構成をチェックしましょう!

もし上記の例に当てはまる場合には事前の対策を心がけましょう。