トラブルを未然に防ぐためには、まずはきちんと話し合うことが大切です。

トラブルの原因 <相続人の態度や行為でトラブルになるケース>

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トラブルの原因~その2~

 

主に相続人の態度や行為によってトラブルになってしまうケースです。

 

相続人に強引な主張をする人がいる

はじめは遺産を期待していなかったのに、自分に相続分があることを知りさらにその額がわかると、手のひらを返した様に急に態度を変え欲張った主張をする人がよくいらっしゃいます。
このような人は頑固に自分の相続分を主張する傾向にあり、なかなか協議がまとまらなくなってしまいます。

 

 

財産を隠している

親の財産を、同居している子が管理していることは珍しくありません。
その財産を管理する子が親の口座からあらかじめ預金を引き出し不正に隠し、相続財産の額がはっきりとわからなくなってしまうことがあります。
調停を申し立てても遺産の範囲がはっきりしていないと、調停の作業ができません。
なお、家庭裁判所の調停では基本的に財産調べを行いませんので、遺産確定の民事裁判を提起しその判決結果を待つことになります。
そのため、時間と費用がさらに掛かってしまいます。

 

 

遺産分割協議に他の相続人が応じない

遺産分割の成立には、相続人全員の合意と遺産分割協議書に全員の自署及び実印による押印が必要です。
しかし、相続人同士の感情のもつれから同意に応じない相続人が出てくることがあります。
遺産分割が成立しないと、基本的には不動産の登記ができません。
さらに、預金を引き出すことができず解約することもできず“宙ぶらりん”の状態となってしまいます。
このようにたった一人でも同意が得られない場合、遺産の分割はできないのです。

 

 

財産を独り占めしてしまう

戦前の民法の相続は「長子相続」という方法をとっていました。
これは長男のみが相続権を持つというもので、戦後の民法大改正によって廃止され現在のルールとなりました。
その名残からか、家業を継いだ長男が財産を独り占めしてしまうことが少なくありません。
きちんと話し合った上でなら問題ありませんが、強引に独り占めされてしまうと、他の兄弟姉妹もおもしろくありませんので、その確執から相続争いに発展してしまうのです。

 

態度や行為によっても相続争いに発展してしまうケースは多々みられます。

まずはきちんと話し合うことをトラブルを未然に防ぎましょう。