パソコン、代筆は不可で、日付から全文、自分の氏名に至るまで自筆で記入します。

自筆証書遺言の書き方と文例

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自筆証書遺言の書き方

 

自筆証書遺言は紙とペンと印鑑さえあれば、すぐに書けるのが最大のメリットです。
作成のポイントは全文自筆、日付、氏名、押印です。
まずは以下の例を元に書いてみましょう。

 

遺言書

遺言者 甲は次の通り遺言する。

 

一、妻 乙には次の物件を相続させる。⇒②

 

1.東京都港区赤坂○丁目○番地○号
宅地 100平方メートル

 

2.同所同番地所在
家屋番号○番
木造瓦葺二階建居住一棟
床面積
一階 ○平方メートル
二階 ○平方メートル

 

3.A銀行B支店の遺言者名義の普通預金
口座番号 ○○○○○○

 

 

二、長男 丙には次の物件を相続させる。

 

1.Cゴルフクラブ会員権

 

2.D株式会社(株券) ○株

 

 

三、遺言者は遺言執行者を左のとおり指定する。

 

東京都港区赤坂○丁目○番地
職業 弁護士 ○○○○

 

 

右遺言のため、遺言者自らこの証書の全文を書き日付および氏名を自書し、自ら押印した。⇒①

 

平成○年○月○日⇒③
東京都港区赤坂○丁目○番地○号⇒④
遺言者 甲[印]⇒⑤

 

この行一字訂正、又は二字加入など⇒⑥

 

 

 

日付から全文、自分の氏名に至るまで自筆で記入します。
※ワープロ、代筆は不可です。

 

不動産などの表記は登記簿謄本に記載されていることを正確に写してください。
どの不動産をさしているのかが特定できないと、その不明確な部分について無効とされるおそれがあります。

 

日付は年月日をきちんと記入します。
遺言書は後に作成されたものが優先されます。
作成時期を明確にするため日付の記載は特に重要視されます。
「平成○年○月○日」ときちんと記入してください。
※○月吉日などは×

 

住所を記載します。
遺言者を特定するため、氏名だけでなく住所も記載します。

 

氏名の下に必ず押捺します。
※拇印、認印でも可能です。

 

文字を訂正する場合
文字を訂正した場合、消した文字に押印をし、その字がある行の上の欄外に“この行○字訂正”と書いて署名してください。
また、加筆の場合も同様に“{ ”の印をつけて文字を挿入し、押印してください。