相続人を廃除するには、家庭裁判所に申立てを行う遺言執行人の指定が必要です。

特定の者を相続人から廃除したい場合の遺言書の書き方と文例

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特定の者を相続人から廃除したい

 

相続人の廃除は生前に行う事も可能ですが、遺言によって行うことも可能です。
また、簡単に認められるものではないため理由はできるだけ具体的に記載し、その証拠なども用意しておきましょう。
さらに、家庭裁判所に申立てを行う遺言執行人を指定する必要があります。

 

遺言書

 

遺言者 甲は次の通り遺言する。

 

一、遺言者の全財産は、妻 乙、長女 丙に二分の一ずつ相続させる。

 

二、長男 丁を相続人から廃除する。⇒①
その理由は以下のとおり。⇒②

 

1.長男 丁は家庭内で日常的に家族に暴力をふるい、その暴力によって遺言者は平成○年○月に右腕を骨折し、平成○年○月遺言者は前歯二本を破損した。

 

2.長男 丁は定職に就かず、消費者金融からの借入を繰り返してはその返済を遺言者に強要し、さらには遺言者の財産を無断で持ち出しては浪費を重ねた。

 

三、遺言者は遺言執行者を左のとおり指定する。⇒③
東京都港区赤坂○丁目○番地
職業 弁護士 ○○○○

 

平成○年○月○日
東京都港区赤坂○丁目○番地○号
遺言者 甲[印]

 

 

廃除する相続人を特定できるように明確に書きましょう。

 

廃除事由に該当することを家庭裁判所の認めてもらうために明確に記載する必要があります。

 

遺言によって相続人を廃除するには遺言執行人の指定が必要です。